拳正館空手道は、和泉市・大阪狭山市・堺市で活動する空手団体です。

ブログ/2011-07-12

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正道会館

桃子

代表が小学生の頃、ブルース・リーの映画が大ヒットしました。

初めて一人で行った映画館のスクリーンで、『燃えよドラゴン』を観て、全身からアドレナリンが分泌しまくって興奮した事は忘れられません。

そしてその後『空手バカ一代』も愛読しました。



代表が芸大一回生の時には、糸東流空手道部・極真空手道部・少林寺拳法部と、3つの打撃系武道部が存在し、そのどれかに入部しようかなと思いましたが、伝統派の糸東流はとりあえず却下。

ブルース・リーのイメージの少林寺か、空手バカ一代の極真か…

結局、少林寺を選んだのですが、ブルース・リーと少林寺は何の関係もないことは後で知りました…

ちなみに極真は、代表が3回生の時に正道館に変わり(確か、最初は正道会館ではなく正道館だったと思います)糸東流は現在は廃部になっています。



社会人で日本空手拳法をやり始めて半年、他の道場と掛け持ちで入会したのは、自宅近くの正道会館空手道光明池支部でした。

入会して、再びカルチャーショック…

指導員は黒帯なのですが、練習生に黒帯は一人もいません。

白帯か、色帯のみ。

しかし、みんな半端なく強い!

なかでも、ひょろっとした体格の、モリアキオという茶帯の若者が、尋常じゃないほど強いのです。

滅茶苦茶マッチョな男たちを、ひょろっとした森青年が、コテンパンにやっつけていました。

代表も胸を借りた事がありますが、まるで大人と子供…

なんで、こんな強い人が茶帯なの??

と、不思議だったのですが、後で聞いた話では、代表が学生の頃の正道は、毎日真面目に練習すれば4年間で黒帯になれるレベルだったのが、この頃には4年間頑張っても緑帯になれれば上等…というくらいに審査が厳しくなっていたのだそうです。



入会まもなく「村田さんは、空手やる前に何かやってはったんですか?」と、人懐っこい笑顔で森青年が話し掛けてくれました。

「大学で少林寺拳法部やったんです」と、日本空手拳法を半年前に始めたのは隠しておきました。

「少林寺ですか!?ボクも少林寺出身なんですよ。2段まで行ったんですけどね!どこの大学やったんですか?」

「大阪芸術大学です」と、ボクも実は少林寺2段です…とは恥ずかしくて言えませんでした…

「芸大ですか!?ミナトヤさんって知ってはります?ボク、ミナトヤさんと、芸大に指導に行った事ありますよ!」

ミナトヤさんというのは、代表の3年くらい上の正道の先輩です。

「高校の時は、少林寺と空手を掛け持ちでやってたんですよ」

とかなんとか、新参者で10歳年上の代表に、森青年は親しげに話し掛けてくれたのです。

代表に対してだけでなく、道場のみんなに「森さんはあんなに強いのに、ちっとも偉そうにしない」と尊敬を集めて、みんなの兄貴的な存在でした。

代表が入会3ヶ月で昇級審査を受ける事になり、森青年が「村田さん、頑張ってください!」とガッチリ握手してくれたのですが、実はこの時森青年は、自身も初段受けだったのです。

代表は黄帯の試験なので割と簡単に済んだのですが、森青年の初段受けは、10人組手という、入れ代わり立ち代り新しい相手とスパーリングするハードなものでした。

森青年は、この10人組手も難なくこなし(跳び後ろ回し蹴りなんて大技も繰り出しながら。まあ、これはヒットしなかったのですが)見事に初段合格。

その当時、光明池支部で唯一の黒帯になった森青年は、次の支部練習で「え~、帯の色に見合った実力が後から付いて来ると思いますので、皆さんも是非、上の色の帯を目指して頑張ってください」と、テレながら挨拶していました。



そんな正道も、たった7ヶ月しか在籍しませんでした。

というのは、会社の上司が日本空手拳法の別の先生のところに入会し、そちらに誘われたのです。

上司の入会した道場と光明池支部は、曜日と時間が同じだったので、正道は気に入ってましたが道場を変える事にしたのです。(月謝も正道は高かったし…)

正道での最後の練習終了時に、森青年に「森さん、ボク今日で練習最後なんですよ」と言うと、「ええ!?ホンマですか?残念です~」と、本当に残念がってくれました。

本当に、ナイスガイでした。

新しい道場に行くと、他の道場生が「森くん、凄かったでしょ?」と言うので、なんで知ってるん?ってびっくりしたのですが、実は森青年は一時期日本空手拳法の総本部道場にも在籍していた事があって、彼らは総本部に出稽古に行った時に一緒に練習したという事でした。

「30分くらい連続でミット蹴ってましたよ」

とか、ここでも彼の超人ぶりが話題になったのですが…

そのうち、とんでもない情報が…

「森くん、K-1に出るらしいですよ」



以下、次号!



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